オカルト・不思議・謎まとめ

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【不思議体験】おかっぱ頭の女の子…など4篇  

482   2017/09/08(金) 14:11:45.84

実家に六畳間その一とその二がある。
その一は昔、祖父母の寝室に使われていて、その隣の部屋に寝ていた私は
ほぼ毎晩うなされて叫ぶ祖母を起こすのが日課だった。

祖父母亡き後は両親の寝室になり、父の単身赴任中に母が一人で布団に入っていると
おかっぱ頭のてっぺんを結んだ十代半ばの大きな子供が布団を踏んで歩くので
夜、布団に入るのが怖かったそうだ。子供は丈が短めの絣を着ていて、そういう
服装や髪型や行動は「頭の中でテレビみたいに映像が流れてわかるの」と母。

六畳間その二は私と姉が中学高校の頃使っていて、姉はその部屋で時々金縛りに
会っていたらしい。そんな時はたいてい枕元に絣を着た男の人が立っていて
とても怖かったと言っていた。
私はその頃霊的なものを一切信じておらず、金縛りの経験もなくて、
祖母、母、姉は神経質で疲れ易い人々なのだなあと気の毒に思っただけだった。

数十年後、真夜中に実家でお月見してた息子が
「六畳間の外の庭でおかっぱ頭のてっぺんを結んだ子供の生首が跳ねてた」と報告してきたので
思い出した。


483   2017/09/08(金) 14:41:40.57

三十歳になっても金縛りにあった事の無い私は、友人などから「ゆうべ金縛りにあったよ、
不自由で妙に怖く、疲れを癒すはずの睡眠中によりくたびれる気がして迷惑だったよ」
といった話を聞かされるたび、自分の睡眠が地味でつまらないもののように感じられ
まだあわぬ金縛りに強い憧れを抱くようになった。
願い続けて数年後、ある日私は悪い夢を見てふと目覚めると身体が動かない事に気づいた。
目覚める直前の夢に白い服を着た短髪の若い女性がいて、こちらを恨みのこもった目で
見ていた。そういえばその数日前夫が「今朝方、金縛りにあっているような夢を見たよ。
部屋のその隅に白い服で短髪の若い女性がうつむいて座っていてね…」と言っていた。
その翌日遊びに来た友人に「夫が昨日妙な夢をみたと言ってたわ」と何気なしに言ったところ
「…その夢は白い服の若い女性がでてくる?短髪で暗い顔をした…」そう言われたのを
思い出した。
「やれやれ、すっかり夫や友人の言葉に感化されてしまったようだわ」身体はまだ動かない。
誰かが足首を引く。見ると例の若い女性が私の両足首を持って引いている。

もしや、これは幽体離脱のチャンス !?このまま引くに任せていたら私は憧れの金縛りに加えて
幽体離脱さえも経験できるんじゃない !?
わくわくと身を任せているとズリリ、と身体のずれる感触「…来たっ!」期待するが
ずれた衝撃で意識がはっきりし、足を引く女性は消え、いつもの部屋に寝惚けたような私が
いるばかり。目を閉じもう一度足元に意識をやる。若い女が足首をつかんでいる。
私は再び身を任す。ズルッ、また目覚めて一人の部屋。

何度目めかに足をつかまれた時、電話が鳴り金縛りは完全にとけた。
受話器をとると先日遊びに来て、夫の夢の登場人物のみなりを言い当てたゆうじん
「あのね、べつに用はないんだけど何でかあなたに電話しなくちゃって気になったの」。
え~、そーなん?


484   2017/09/08(金) 15:09:18.67

自転車で出かけた。まだ週休二日になる前の、土曜日のお昼。
近くに小学校があって校門からランドセルをしょった三年生か四年生くらいの少女が三人、
一メートルくらい離れて五歳くらいの男の子が出てきた。
お姉ちゃんを迎えにきたのかな、と思う。
どの子がお姉ちゃんなのか、三人の少女は後ろを振返りもせずおしゃべりに夢中。
男の子はとぼとぼと後をついていく。
電柱の側を通り過ぎて一瞬視界がさえぎられたら、男の子は消えていた。
両脇を田んぼに挟まれて隠れるところのない道で三人の少女が歩いているばかり。

夜更けに自転車でコンビニに行く。近所のアパートの入り口に若い男性が立っている。
門燈に照らされて二階の窓を見上げている。
しばしば居留守を使う友人に、貸した金を取り立てに来て様子を伺っているのだろうか、と思う。
私の視界に入って以来、身じろぎもせず窓を見上げている。
電柱を通り過ぎて一瞬視界をふさがれた間に、その男性はいなくなっていた。

電柱を通り過ぎるのに一秒近くかかったから、その間にアパートにはいったのかな、と思う。
コンビニで買い物をしながら、一ヶ月と少し前にあのあたりのアパートで若い男性が
外国人に刺されて亡くなった事件があったと思い出した。
具体的な場所は知らないが、番地などからするとたしかにあのあたり。
『失った金が返ってこない』。そんなせつなそうな佇まいだった。
金よりももっと肝心なものを取り返したかったのだろうか。
帰りは別の道を遠回りした。


485   2017/09/08(金) 15:35:05.86

私の部屋のドアは、上半分に曇りガラスが嵌められた引き戸。
娘を昼寝させていたらドアの向こうの廊下を、夫と息子が通る。
うちは稲作農家なので、この週末の農作業を打ち合わせているようだ。

今日は二人とも灰色のスウェットを着ていた。背格好は同じくらいの170?とちょっと。
どちらが夫でどっちが息子だったか、濃い灰色の人影のすぐあとに薄い灰色が続く。
そしてもう一人少しだけ濃い灰色の服を着た三人目。
ドアを開けて廊下を覗くと、夫と息子と、あと猫が四匹。

私は今の夫とは再婚で、息子は前夫とのあいだの子だ。
亡き前夫も身長170cmちょっとで灰色のスウェット着ていたっけ。
亡くなる前に離婚したので、法要の算段も必要なく忘れかけていたけれど
もうじき前夫の命日だったと思い出した。


486   2017/09/08(金) 16:39:18.29

母親と息子が見たのは同じ奴なんだろうけど
母親の時は足があったっぽいのに息子時には胴体が無く頭だけになってしまったのね
霊の世界でも経年変化による体の欠損とかあるんだろうかw


487   2017/09/08(金) 22:26:32.28

四話の流れがまるで新耳袋のようだ。


488   2017/09/08(金) 23:18:39.82

>>486

経年変化というよりも、そのときその時の気分というか。
あと受け手(みる人)との相性みたいなものじゃないかと。

あと関係あるかないかわかんないけど実家は築百年超の古い家で、家のすぐ前は川。
川の向こうは山で、うちの正面に古い墓地と廃火葬場がある。

>>487
新耳袋よく知らないです。
なるたけわかりやすく書きたかったんスけど、こういうの難しいね。
なんか作り話ぽくなっちゃうし。


489   2017/09/08(金) 23:28:41.39

作り話なんて思ってないよ、むしろ好きな流れ。
怖い話や不思議な話が淡々とした語り口でいくつも並べられてる様が新耳袋みたいだと思ったのよ。
http://u111u.info/jT66

490   2017/09/09(土) 00:13:50.98

488です
>>489

よかった。まだあともう少し在庫があるので暇ができたら書きにくる可能性が高いです。
よろしければ、また読んでやってください。


493   2017/09/09(土) 01:25:07.78

>>490

また気が向いたときに書き込んでくださいな。

昭和のお話
親戚のうちが中々のお化け屋敷だったようで
ちょっと泊まっただけで金縛りに人魂や怪音もりだくさん
母屋を取り壊し、基礎を工事あたって掘り返したら
ずいぶんと人骨が出たらしい
花街の外れだものでそんなだったそうな

人骨そのまま埋め戻したらしいが
どうなったんだろうね


494   2017/09/09(土) 06:19:34.25

お金かかるけど御永代供養は??
小峰有実子に、荒れた家に位牌がいっぱい。
で、御永代供養したら、あと金運がパネー。
あるお寺では、数万から100万まで、
それこそ、お気持ちでって感じ。



498   2017/09/09(土) 16:16:56.72

恨みや名残があって出てくる霊話より
なんとなくそこに居着いている妖怪的な話が好き
新耳袋はやっていたドラマは見てないけど怖そう
百鬼夜行とか夏目友人帳がいいな


504   2017/09/10(日) 01:08:32.97

>>490

出版社に投稿してあげたら?
たしか、一般人の経験を集めて出された本だったと思う>新耳袋

オリジナルの、耳袋は、江戸時代の不思議話だけどね


515   2017/09/11(月) 10:51:02.61

文章上手だね、本当に耳嚢みたい


引用元:http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1496753082/




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Posted on 2017/09/14 Thu. 19:17 [edit]

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